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2012年 10月 14日
”赤い旅行鞄ふたつをもっているのが私です” 受け取ったベトナム娘のメールには、そう記されていた。 駅の改札口から出てきた彼女の背丈は、Zi を越えていた。 10年前の彼女は、いつも母親の腰にまとわりつく甘ったれの 小学生であった。 ロンドン大を出た彼女の英語に、ベトナム訛りは殆んどない。 わが家に来る前、錦糸町のカプセルホテルに二泊したという。 家人が作った「肉じゃが」や「スペアリブ」で夕食を共にした後、 居候の帰宅までは起きて待つ、と言ったが、Zi の勧めるままに 就寝した。 「前夜は、主食も食べずに、夕方の5時から寝て、4時には起きた」 来日した翌日は、スタジオ・ジブリに行き、翌日はスカイツリー、 渋谷・原宿を歩きまわった、と言う。 ホームステイ初日の昨日、家人は朝から眼医者で検診・・・ 午後からは、休暇を取った居候が横浜市内を案内した。 藤沢駅でZi 夫婦が引き継いだ。 「江ノ島花火大会」に連れて行くためであった。 既に日が落ちた西浜は、ひと、ひと、ひとの波が続いていた。 前を歩く人につまずかないように、辿りついた砂浜で、 なんとか3人が座るスペースを家人がみつけた。 ズド~ン! 腹の底まで響く大音響と共に、花火が次々に打ち上げらた。 流石に、海上で打ち上げる花火である。 特に、左から右に向かって”斜め”に飛ばす花火には 「ロンドンで観たオリンピックの花火よりきれい!」 と、外国人居候も歓声を上げた。 Zi は、二人を促して 帰りを急いだ。 〇万人もいた? かと思われる観衆の 帰りよりも早く 駅にたどり着きたい一心で 走った。 なんとか駅まで、半ば駆け足で行き着くことができた。 「早く歩けるのに驚いた」 と、家人は感心して言ったが、人混みに追われて、 偶々そうなっただけのことである。 しかし、いつもの散歩道ではなく、生の空気に触れたのは 何年ぶりであろうか?! 備忘録 帰りの電車で、外国人居候が、優先席に平然と腰かけている 若い人が多いことに憤然としていた。 先日、ジャズピアニストの秋吉敏子さんがラジオで嘆いていた。 「一番悲しいのは、日本女性がマナーを失ったことです」 長幼の序が、キチンとしている途上国の人から見た日本の 現状である。 尖閣諸島よりも、大きな問題~それは日本国土ではなく、 日本人のこころの在り方、ではないか? 明日は、川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムへ電車で 行くことになっている。 昨日の総歩数は、7,743 アレ; 2,908 距離; 2.97km
by onggia
| 2012-10-14 23:03
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